Blog

熊本57号笹原トンネル貫通式を執り行いました。

熊本県宇土市で施工を行ってきた『国道57号笹原トンネル』が無事故で貫通を迎えることができました。天草宇土道路の1本目のトンネルということもあり、地権者、地元選出の国会議員、県知事、県会議員、市議会議員の皆様が参加され、本当に盛大に式典が執り行われました。天草宇土間は幹線道路が片側1車線しかなく、その上非常に交通量の多い路線となります。これから続々とトンネルが施工され開通した際には、とても便利な路線になります。その第一歩としてのトンネルを施工させていただくことができたことをうれしく思います。全路線工事で無事故無災害にて開通されることをお祈りして現場を退場させていただきたいと思います。

鞆松永道路鞆トンネル掘削開始！！

広島県福山市鞆の浦にて鞆トンネルをいよいよ掘削開始します。風情ある鞆の浦の古き街並みへのアクセス、そして地元の方々の日々の生活を便利にすべく渋滞緩和および、狭道回避のためのトンネルを掘削いたします。鞆の浦といえば、坂本龍馬がいろは丸沈没の際に上陸し、過ごした地でもありジブリの『崖の上のポニョ』のモデルにもなった景勝地です。観光される皆様も含め、快適に過ごしていただけるよう細心の注意を払い、2000ｍを超える長大トンネルですので焦らず安全に掘進していきたいと思います。

新笹ヶ峠トンネル掘削開始！！

島根県金城町で新笹ヶ峠トンネルの安全祈願祭が本日執り行われました。山の神様にお祈りを捧げ本日より掘削作業を開始いたします。すでに隣には現道の『笹ヶ峠トンネル』が供用されているのですが1980年代に開通したもので、当時の規格で設計されているため非常に狭く、大型車の離合も困難なものでした。広くそして新しい『新笹ヶ峠トンネル』が開通することでより安全で快適なインフラが出来上がることとなります。一日も早く貫通を無事に迎えられるよう頑張ります！

矢原川ダム調査横坑工事が開始いたしました。

矢原川ダムは昭和18年来、度重なる水害を被災した三隅川沿川地域を洪水氾濫から守るべく計画されてきた治水ダムになります。その本体工着手の為の地質調査を行う【調査横坑工事】を開始いたしました。当社としても久しぶりの【在来矢板工法工事】となります。施工頻度が極めて少なく現役の職人も皆無に近い工法ですが、当社は運よく概ね10年に1度程度の施工実績を持っており、当現場も若い職人に習得させるべく最古参の職員とともに施工を行って参ります。地元の災害を減らすべく微力ながらインフラから貢献していければと思います。

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。また本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。本日より西行建設も仕事始めとなります。例年通り地元にある柿本人麻呂神社で安全祈願を執り行いました。工事の安全および従業員１６０名の健康、そして会社の繁栄を願って一年の開始とさせていただきました。本年は大型物件も控えておりますので万全の体制をもって運営を行って参りたいと思います。今年一年よろしくおねがいいたします！！

２０２１年もありがとうございました。

2021年も残すところわずかとなって参りました。コロナも新株が発生し、なかなか平時の生活に戻ることのできない日々を送っておりますが、そのような中でも何とか１年を皆様に支えられて過ごすことができました。これからの日本がどのようになっていくのか、来年に向けての不安もありますが、まずは一年の締めくくりとして無事に過ごせたことに感謝したいと思います。新たに迎える日々が皆様にとって明るいものになることをお祈りして、本年のブログの締めくくりにしたいと思います。ありがとうございました！！

国道57号笹原トンネル施工開始です。

久しぶりの熊本県での施工です！！熊本市と天草市の中間にある宇土市にて笹原トンネルの施工が開始致しました。この路線は熊本市内と天草市を結ぶ主要幹線道路となります。高規格道路仕様となっておりますので100ｍ2を超える大断面のトンネルで、山の頂上付近を掘削するため、地山が非常に脆く、ダイナマイトを使わない機械掘削工法をもって施工を行っていきます。写真は地山補強の為のAGF（ウレタン注入鋼管先受工）という、特殊な地山補強を行って地山強度を確保したのちに掘削に入る為の打合せを行っているところです。非常にナイーブな山になりますので、1ｍずつしっかりと安全に施工を行って参りたいと思います。

黒沢安城線長見トンネル貫通致しました。

我々の生活道路として供用される黒沢安城線長見トンネルが無事、無事故無災害をもって貫通を迎えました。これも地元の皆様、関係各社および当社の坑夫が安全且つ迅速に作業を行ってくれた結果だと思います。貫通式を執り行い、トンネル内をしっかりと清め、山の神様に感謝し、式を納めさせていただきました。これから皆さんが通る状態のトンネルにすべくコンクリートによる巻き立て（化粧）工事を行っていきます。供用までは今しばらく掛かりますが続けて無事故無災害で施工できればと思っております。

雲雀山トンネル安全祈願祭です。

山口県美祢市絵堂から萩市まで繋がる高規格道路の雲雀山トンネル工事が安全祈願祭を迎え、これから本格的に掘削工事が開始されます。この雲雀山トンネル近辺の雲雀峠は私自身もよく利用する路線なのですが、冬の厳寒期には大型トレーラー等が凍結のため坂を上ることができず立ち往生している状況が見られます。交通の難所にして、後の山陰道の一部となる幹線道路のトンネルですので、一日も早く貫通を迎えることができるよう頑張っていきたいと思います。１００ｍ2を超える大断面のトンネルです。その分、地山崩落のリスクも格段に増えますので、安全第一で施工を行っていく所存です。

黒沢安城線長見トンネル施工開始です。

今回は島根県の県道トンネル工事を行います。浜田第二ダムが竣工され、その付け替え県道として整備されている区間の未着部分の工事となります。現場内が非常に狭小で、さらにトンネル内も非常に狭い工事となりますが、接触事故等が無いよう、施工計画をしっかりと立て、無事故無災害で竣工できるよう頑張っていきたいと思います。写真が坑口ができる前の状態です。この状態から皆さんが通るトンネルが出来上がります。地元のインフラ整備は自信の生活にも直結するので、迅速に貫通を迎えることができればと思います。

佐世保自動車道弓張トンネル施工開始です。

昨年末に安全祈願祭を無事終えることができ、本年からいよいよ佐世保自動車道弓張トンネル工事が本格稼働いたします。全長2671ｍの長大トンネルとなり、施工期間もトンネル施工だけで丸3年かかるビッグプロジェクトです。佐世保市街地にそそり立つ、【弓張岳】を貫通させる工事となり、出入り口にはたくさんの佐世保市民の方々が居住されています。地元の方々にご不便をおかけすることなく、施工を完了し、そして供用されてからは、地元に重宝される大切な生活道路として機能してくれることと思います。長丁場のトンネル施工となりますが、安全第一、無事故無災害にて工事を完遂できるよう努力していこうと思っております。

初春のお慶び申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。旧年中はたくさんの方々に支えられ、無事に１年を終えることができました。2021年は年初よりコロナ禍に翻弄され、事業活動の制限を受けつつもスタートを迎えました。変わりゆく生活様式、そして変わりゆく就業形態と、根本から変化を求められる１年となるのではないでしょうか。しかしながら長い人類史のなかで、このような変化は幾度となく繰り返されてきているのだと思います。まずはできることから始めましょう。今年も地元『柿本神社』で1年の安全、そして全世界がコロナを克服し、真っ当な生活及び経済活動が行える日が来ることを祈念し、一年のスタートを切らせていただきました。本年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

沖縄赤嶺北トンネル着工です！！

西行建設初の沖縄県でのトンネル施工となります赤嶺北トンネル工事が無事に安全祈願祭を終え工事が開始いたしました。現場施工箇所も那覇空港から徒歩5分と市街地の中での施工となります。近隣には那覇市を駆け巡る『ゆいレール』もあり、施工による交通インフラへの影響が無いよう、細心の注意を払って施工してまいります。那覇空港近辺の道路は、主要幹線が少なく早朝には恐ろしいほどの大渋滞が発生する区間になります。その大渋滞を緩和すべく本トンネルが計画されました。主要インフラの1区間として安全且つ、迅速に施工を進めてまいりたいと思っております。12月に現場パトロールを実施したのですが、アウターは必要が無いくらいの温かさで、ストーブ必須の本州の冬とは異なり、秋の心地よさを感じてまいりました。地元の人々もとても朗らかで、これから楽しみな現場になってくれると思っております。安全作業で頑張ります！！

三隅益田道路岡見トンネル着工です！！

山陰道三隅益田間での最後を締めくくる『岡見トンネル工事』の掘削が開始されました。当区間最初のトンネルでした新木部トンネルの発注より4年の歳月を経て、新木部、古市場、土田、そしてこの岡見トンネルを施工させていただくこととなりました。三隅益田間のトンネルの中では最長の938ｍの掘削工事になります。地山は脆い部分が半分を占めておりますので、地質を十分に把握し、山と対峙していきたいと思います。三隅益田道路および山陰道の早期完成を心から待ち望む地元住民のひとりとして、またインフラを担う専門工事業者として、『安全かつ迅速』に施工を進めていきたいと思っております。

光は必ず射す！！

新型コロナ感染拡大で世界中に不安が広がっている中、『トンネル専門工事業協会』instagramの貫通写真に注目が集まり新聞社も記事にしてくれました。「どんな苦しい状況でも、いずれは光が射す」という思いからトンネル技術者が貫通写真を公開しております！！当社も光射す貫通写真を投稿しておりますので、ステイホーム中の暇つぶし程度でもよいので、気分転換がてらのぞいてみてください！！貫通しないトンネルはありません！！みなさん頑張りましょう！！！

設楽ダム設楽5号トンネル掘削開始！！

設楽ダム転流工工事に引き続き愛知県設楽町設楽ダム関連工事の付替道工事『設楽5号トンネル工事』の掘削が開始されました！！5号トンネルという名称の通り、1～5号までが現時点では計画されており、現在は3号トンネルと5号トンネルが施工中となります。近隣に高等学校等がございますので授業の邪魔にならないよう、そしてダム関連工事の一員として、周辺住民のみなさまにご迷惑をおかけすることの無いよう、安全に施工を進めてまいりたいと思います。早速、トンネル坑口直上に市道及び家屋等がありますので機械による掘削で振動を抑止して施工をおこなっております！！

新年あけましておめでとうございます

2020年新年あけましておめでとうございます。本年も弊社をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。2020年といえば、3月には東京オリンピック聖火リレーがスタートいたします。近年の建設、建築ラッシュの原動力となりました『オリンピック特需』も大会の開催を迎え、その終わりを迎えようとしています。引き続いては、大阪万博の開催、中央リニア新幹線の開業へと土木建築業界は注力していくこととなります。激化する受注合戦に取り残されぬよう本年も精一杯邁進していく所存でございます。皆様におかれましても幸多き一年になりますよう心よりご祈念いたしまして年頭の挨拶とさせていただきます。

芳ノ元トンネル優良下請表彰受賞

当社最長の施工日数をかけて完成いたしました『東九州道芳ノ元トンネル工事』が国土交通省九州地方整備局より『優良下請表彰』をいただきました。施工年数10年、坑口をつけてから8年がかりのビッグプロジェクトでしたが、無事故にて現場を終えることができました。これもひとえに関係各社及び当工事に携わった各人の努力のたまものであると感じております。表彰式では一番の大規模工事として胸を張り、晴れやかに表彰をいただくことができました。道路共用までしばらくの月日がかかるでしょうが、社歴に残る現場として、すぐに車を走らせたいと思っております。

国土交通省優良下請表彰受賞

島根県浜田市三隅町にて施工致しました『古市場トンネル工事』が国土交通省の”優良下請企業表彰”そして従事した現場所長へ”優良登録基幹技能士表彰”をいただくこととなりました。国土交通省浜田河川事務所にて安野事務所長より表彰状を授与していただき、該当表彰企業及び優良基幹技能士にて集合写真も撮らせていただきました。当初設計が軟らかい地山だったのに対し、実施工はとても硬質な地山であり当初工程より2倍の期間をもって貫通にこぎ着けた難工事でしたが、現場従事者及び関係各社が『貫通』という同じ目標を持って精一杯施工を行った結果に表彰をいただくこととなり、技術者冥利に尽きる一日となりました。これからも表彰をいただくことができるよう、安全に高品質なトンネルをお届けできるよう頑張りたいと思います。

桜江金城線市山第二トンネル祈願祭

島根県江津市桜江町にて2015年に当社が施工を行った『市山トンネル』の続きにあたる『市山第二トンネル』の安全祈願祭を執り行いました。当路線は車同士が離合できる箇所が少なく、落石等の被害も多発している上に、ダンプトラック等の往来も激しい路線になります。地元住民のみなさんからは早期開通が望まれており、この市山第二トンネル施工にて路線が完成する工事となります。直角に切り立った岸壁を掘削していくため当初の想定では地山は硬質であると思われますが摂理等の発達によってもろい地山の可能性もあります。無事故で施工を終えることができるよう、山の神に祈願致しまして、掘進作業を行いたいと思います。

三隅益田自動車道土田トンネル貫通式

2018年8月より掘削を開始しました三隅益田自動車道土田トンネルがようやく貫通式を迎えました。当初想定よりも地山がとてつもなく硬く、予定より1ヶ月遅い貫通となりましたが、無事故にて掘削作業を終えることができました！！私たちの本社を構える島根県益田市のトンネルということもあり、『地元に誇れる仕事を！』といつもよりさらに、気を配った現場であったように思います。貫通式にはトンネル直近の『鎌手小学校』の4年生が来てくれて、ご当地キャラクターのしまねっこを乗せた御神輿を担いで楽しいひとときを提供してくれました！これからは覆工作業がメイン工事になります。みなさんにキレイで快適なトンネルをお見せすることができるよう無事故で竣工を迎えることができればと思います。

2019年あけましておめでとうございます。

2019年新年あけましておめでとうございます。旧年中は皆様にご愛顧いただきまして、良い一年の締めくくりを迎えることができました。本年も改めて西行建設社員一同宜しくお願い致します。本年は平成最後の年となります。2018年の漢字は「災」。漢字の表すとおりとにかく大災害の多い年であったように思います。現在国家を挙げて【防災・減災】の取り組みを行っており、国土強靱化計画に次ぐ建設投資が行われています。国土強靱化計画時には【建てる】を主としていましたが、この度の建設投資では【守る】ことに重点をおいているように感じます。日本国民が豊かにそして安心して生活できる国造りにすこしでも尽力できたらと思っております。みなさまにおかれましても良い一年になりますよう御祈念申し上げます。

企業説明会参加

厚生労働省主催の島根県内高校生を対象とした、建設業企業説明会に参加致しました。島根県の基幹産業ともいうべき建設業への若者の就業率の低さを厚生労働省も真剣に考えてくださり、本年を第1回とし開催に至りました。江津工業高校、矢上高校、益田翔陽高校、益田東高校、明誠高校、と県西部の高校生が集まり、各企業の説明を真剣に聞いてくれました。当社はトンネル工事専門業者ということもあり、その珍しさから、個別面談の際にはたくさんの質問を投げかけていただき、当社に興味を示してくれたことが大変うれしく感じました。「建設業はものづくり、とにかくやりがいを感じることができる仕事である」この気持ちは工事に携わる者、全員が持つ共通の思いです。すこしでも高校生に伝えることができたのではないかと思います。

多田トンネル工事着工！！

島根県邑智郡川本町にて多田トンネルの施工に先立ち、安全祈願祭が執り行われました。川本波多線は現在、川本町と美郷町を結ぶ非常に幅員の狭い生活幹線道路です。離合が不可能で交互通行の信号機等もあり、豪雨災害等が懸念される今日においては、早期の幅員拡張が望まれている区間です。江の川と三江線に挟まれ、幅員の拡張が元来困難だったものを、橋梁を掛けトンネルにて山間部を通すことによりとても快適に走行できる道路へ生まれ変わろうとしております。一日も早い完成と、安全第一にて施工を行って参ります。

四国地整優良下請企業表彰をいただきました。

高知県にて施工を完了した【和田トンネル工事】が四国地整中村河川国道事務所長様より【優良下請企業表彰】及び【優良下請技術者表彰】をいただきました。当社の施工が評価され、そして表彰をいただくということは、専門業者として大変に光栄なことでありこれからも皆さんが安心して通行することのできるトンネルを作っていきたいと改めて思わせてくれました。表彰は元請様ならびに関係各社の協力があってこそいただけるものです。現場の良好な作業環境を提供してくれた全関係者にもあらためて感謝申し上げます。

高知県和田トンネル工事受賞

高知県にて去年まで施工を行っておりました【和田トンネル工事】が不動テトラ様、安全品質環境本部長表彰を受賞することとなりその授賞式に東京へ伺いました。表彰を頂けるということは、当社の施工を評価していただき、尚且つ高水準で認められた結果として大変に有り難く、そしてこれからの励みになります。慢心すること無く、日々研鑽していきたいと思います。一日も早く路線が開通し、地元の皆様の大切なインフラとなるよう願っております。

立野ダムリムグラウチングトンネル施工開始です。

熊本県阿蘇郡南阿蘇村にて立野ダム工事に付随するリムグラウチングトンネルの施工を開始致しました。現在一部運休しております南阿蘇鉄道の線路直下を掘進いたします。グラウト注入用トンネルの為、断面が小さく施工難度も格段に高くなる工事ですが、小断面用特殊機械を用いて安全にそして迅速に施工を進めて行きたいと思います。熊本地震後の防災関連の工事となりますので、一日も早い完成を目指して業務を遂行していきたいと思います。

奥小屋トンネル貫通致しました。

2015年12月から施工を進めて参りました奥小屋トンネルが無事貫通致しました。270ｍの角ノ鼻トンネル、1227ｍの奥小屋トンネルと2本施工を行った現場でしたので長期にわたり安全には十分に配慮し、無事故無災害にてトンネルを貫通することができました。低土被り部分では切羽の崩落および出水等困難な場面にも遭遇致しましたが、現場全体が一丸となり乗り越えた結果、今日のこの日を迎えることができた思います。長大トンネルですので、まだまだ覆工コンクリート作業等の施工があります。無事故無災害を更新できるよう再度気を引き締め施工に携わりたいと思います。

2018年初春のお慶び申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましてはどのようにお正月をお過ごしされましたでしょうか？年末年始と天気もよく日本海側にあっては珍しく暖かい正月休みであったように思います。本年も本社がある益田市の柿本神社にて安全祈願祭を執り行いました。新年を迎え、決意新たにそして無事故無災害を目標に社業に邁進していきますので皆様変わらずのご愛護頂きますよう宜しくお願い致します。

2017年仕事納め。

　

2017年も皆様にご愛顧いただき、無事仕事を納めることができました。大きな事故もなく、そしてトラブルもなく1年間を過ごせたように思います。今年新たに見つかった改善点を来る新年へと活かし、また来年も皆様に必要とされる企業へステップアップしていく所存です。皆様におかれましても良い年越しを迎えられますようお祈りいたしまして本年最後の挨拶とさせていただきます。

芳ノ元トンネル北工事貫通致しました。！

着工してから10年の月日が流れ、東九州自動車道芳ノ元トンネルが無事貫通致しました。トンネル掘削を開始して8年かかって貫通致しました。大断面の超軟弱地山と格闘し、悩まされ、乗り越える過程を毎日積み重ねた結果、無事故無災害にて掘削を終えることができ本当にうれしく思います。まだまだ覆工コンクリート作業等が残っておりますので、引き続き事故なく作業を進めていきたいと思います。当社においても、社歴を代表するトンネル現場となることと思います。

北海道横断自動車道船取山トンネル掘削開始！

とにかく寒い北海道で寒い時期にトンネル掘削の開始です。北海道小樽市にて横断自動車道船取山トンネルの掘削が始まりました。周辺地山が軟弱で横からの土圧（地滑り）の発生を防ぐため従来のように存在している山を掘るのではなく、人工的に改良盛土を行いトンネルを掘っていきます。長年トンネル工事に携わっていますが、トンネル全線が改良盛土という工事は初めての経験になります。無事故で貫通できるよう安全第一で施工を行っていきたいと思います。北海道は島根県に比べ、日の出、日の入りが1時間位早く訪れます。日本の大きさを感じました。

和田トンネル貫通！！

高知県宿毛市にて施工を行っております和田トンネルが無事無事故で貫通致しました。トンネル延長161mのトンネルでしたが5ヶ月弱の掘削期間を経て明かりが差し込みました。貫通式には地元宿毛工業高校の生徒の皆様が見学に訪れ、大型重機のデモンストレーション、そして貫通の瞬間を見守ってくださいました。体験学習として、トンネルコンクリートの鉄筋組立、ロックボルトのキャップ取付、防水シートへの記念描画を行いトンネルの雰囲気を肌で感じてくれたことと思います。明日のトンネル技術者になってくれることを願って精一杯対応させて頂きました。

三隅益田道路新木部トンネル貫通！！

三隅益田自動車道新木部トンネルが6ヶ月のトンネル掘削期間を経て無事貫通致しました。出口付近は設計より地山強度が軟弱であり、『中央導坑』という、地山崩落を防ぐために小さい断面での貫通となりました。貫通時には国土交通省様からも多数のご来賓を頂き、そして全員で万歳三唱を行い貫通の締めと致しました。これらから始まる三隅益田道路のトンネル第1号の掘削完了です。今後も三隅益田道路の早期開通を成すため安全にそして早く施工を進めていきたいと思います。

『集塵機』作業環境をよくする機械

トンネル工事は閉塞された空間で岩石を砕き、コンクリートを吹き付ける作業が続きます。そんな中で、作業員が肺疾患等を患うことも２０年位前までは珍しくありませんでした。そんな中、作業環境の改善を命題に掲げ、トンネル施工に携わる発注者及び施工業者で試行錯誤を繰り返してきた歴史も同様にあります。その結果、昨今のトンネル工時現場では『集塵機』というものがほぼ全ての現場に導入されています。集塵機の導入により目に見えて粉じんが蔓延する時間が減り、坑内環境は格段によくなりました。写真の青い機械が集塵機です。隣の車と比べてもかなりの大型機械になります。このサイズで一気に吸引除塵を行います。作業員が安心して就業できる環境は大切であると思います。

和田トンネル着工！！

高知県宿毛市にて高速自動車道　和田トンネル工事が着工致しました。通常の高速道路の断面より大きく、地山強度も低いため慎重に掘進を進めなければならない現場です。現在坑口付を行っておりやっとトンネルらしくなって参りました。これより祈願祭を執り行い、安全作業をもって施工を進めて参ります。四国地方のトンネル受注は15年ぶりです。以前施工させて頂いたトンネルを通り、現場へとたどり着きますと四国の道路事情も改善されてきていることを実感致します。無事故無災害にて施工を行って参ります。

三隅益田自動車道新木部トンネル着工！！

我が社が本社を置きます島根県益田市で待望の山陰自動車道トンネルが着工になりました。山陰自動車道は従来の幹線道路である国道9号線の代替道路であり、９号線が災害等で不通となった際には、緊急対応道路としての役割を果たします。山陰西部の皆様におかれまして　は『いのちの道路。早期開通を！！』と長年待ちわびた工事であり、その三隅益田区間としては初のトンネル工事となります。安全且つ迅速に施工を完了させ、一日も早く皆様に供用して頂けるよう、施工を行って参ります。

東日本大震災復興支援事業田老地区トンネル完成。

2011年3月11日に東日本を襲った大震災より6年が経過しようとしております。私たちが施工させていただきましたこの震災復興支援事業田老地区トンネル工事も工事開始から2年と4ヶ月が過ぎました。本日はその集大成であります、田老地区トンネル工事の完成を祝した完成式を現地にて執り行っております。地元田老町の子ども達による【田老太鼓】の演奏から、心温まる手紙のプレゼント、そして何よりも震災の年に生まれたであろう子ども達がたくさん来賓として出席してくれたことが、このトンネル完成式を更に感慨深いものへしてくれたように思います。震災当初から比べ、地元田老町も格段に整備されており、そして宮古市も活気に満ちあふれております。同じ日本国土に生を受けたものとして、震災復興に携わらせていただいた事に対する喜び、そして震災復興の経過を目の当たりにし、日本人の底力に対する驚きを感じることができたこれから先も忘れることの無いトンネルになるであろうと思います。

2017年　あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。旧年中はたくさんのご愛顧をいただき心より感謝申し上げます。新年におきましても、変わらぬご愛顧を承りますよう宜しくお願い致します。 例年より暖かい今日この頃ですが、本年もトンネル施工本部は柿本神社にて安全祈願祭を執り行いました。工事の安全、全社員の健康、会社の繁栄を祈念させていただき、改めて去年の反省を生かしつつ本年の業務を遂行していく心持ちを再確認いたしました。皆様方におかれましても良き一年になりますよう御祈念差し上げまして新年のご挨拶とさせて頂きます。

古屋トンネル貫通いたしました。

岐阜県高山市で施工中の古屋トンネルが無事に貫通致しました。東海北陸自動車道2期線では、初のトンネル貫通になります。全長602ｍのトンネルでしたが、当初の想定より地山強度が低く、全線にわたり薬液注入等を行い掘削を進めた難工事でした。貫通式典では坑夫は半纏を着用し貫通を祝うのですが、当社では、当代から次代に替わる毎に半纏を仕立てます。写真に写っているのは三代目修社長の半纏となります。絣仕立てとなっており使い込むうちに色が褪せ、なんとも言えない独特の風合いがでてきます。隧道文化のひとつとして後世に残していきたいと思います。

馬瀬トンネル貫通いたしました。

兵庫県養父市で施工中の馬瀬トンネルが無事に貫通致しました。全長1,420ｍの長大トンネルを19ヶ月と長い月日がかかりましたが、無事に貫通させる事ができました。破砕帯あり、大量の湧水あり、掘削中に鹿がトンネルに迷い込むハプニングありと盛りだくさんのトンネル掘削作業でしたがこの日は厳かに貫通式典を執り行うことができました。地元住民の方々、発注者の皆様方、そして施工に携わった我々専門業者もみんな笑顔に包まれ喜びを分かち合いました。やっぱり貫通はうれしいものです。

角ノ鼻トンネル貫通！

兵庫県たつの市で施工中の奥小屋トンネル工事に属する角ノ鼻トンネルが貫通致しました！角ノ鼻トンネルは全長270ｍと短いトンネルですが貫通を迎えるとやはりうれしいものです。現在角ノ鼻トンネルは貫通後のインバート工事を行っています。これから奥小屋トンネル1,227ｍの掘進が始まります。角ノ鼻トンネルと同じく、無事故で掘進して行けるよう安全には最新の注意を払い施工を行っていく所存です。

長崎新幹線松原トンネルへ

長崎県大村市の松原トンネルへ来ています。九州地方はすでに夏の様相を呈して参りました。暑いです。。。340ｍのトンネル延長の内、現在200ｍ程度を掘進中です。新幹線のトンネルは縦に非常に高く、写真のように上下に分けて掘進作業を行います。トンネルの真上には田んぼが広がり、施工が完了した際には、黄金の稲穂が首を擡げる景色が広がる綺麗な棚田があります。トンネルの影響で渇水等が起こることのないよう注意を払いつつ作業を行っていきます。

東海北陸自動車道古屋トンネルへ

岐阜県高山市の古屋トンネルへ来ています。すでに1期線は開通しており、2期線のトンネルを掘進中です。全長600ｍの内、現在300ｍ程度を施工中です。写真の通り、作業しているトンネルの直ぐ真横に皆さんが通行する供用中のトンネルがあり、影響を最小限に留めるよう細心の注意を払い施工を行っております。基本的には大型重機による掘削を行うのですが、大きな岩が出てきた際には火薬量の過装薬等による振動には十分に配慮が必要なトンネル掘削作業となっております。担当現場所長のこだわりで、『２輪車で走行できるくらい凹凸無く現場を維持する』ということで、現場内運行用のバイクが元気に走っておりました。

幻想的なのですが、実は・・・。

水中ポンプの故障で坑内に水が溜まり、トンネル内がプール状態になっています。（笑）24時間365日水中ポンプを稼働させていますのでモータの焼き付き等によって、よくこういったトラブルがあります。想定の範囲ですので、予備のポンプは多量にストックしております。いまから修理に入ります。

インバート打設

現在西九州新幹線大草野トンネル工事では、インバートと呼ばれるトンネルの地面部分のコンクリートを施工しております。トンネル工事は掘るだけではなく掘った後もこのようなコンクリート打設作業がしばらく続きます。新幹線のインバートはこの部分にレールが配備されるため道路トンネルのそれとは形状が異なりフラットであるため通常より打設するコンクリートの量がとてつもなく多いのです。この作業、とにかく左官仕事が主となるため、腰に負担のかかる仕事です。腰を痛めないよう体勢を保ちつつ作業を行っています。

新年ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。西行建設も本日より、2016年の営業を開始致します。本日は会社幹部にて地元の氏神様を祀る柿本人麻呂神社にて安全祈願祭を執り行いました。社内の安全・繁栄を神様に祈りつつ、本年も従業員およびその家族が健康に過ごせるよう祈念して参りました。例年に比べ気温も高く、過ごしやすい日々が続いております。皆様におかれましても、よい一年になりますよう御祈念申し上げ本年最初のブログとさせていただきます。

2015年もあとわずかとなりました。

早いもので本年もあと数日を以て終了致します。アベノミクスによる建設需要の拡大、オリンピックに起因した労働人材、建設資材料の不足等々、良くも悪くも激動の一年間であったように思います。皆様方のご愛顧もございまして多数の現場を当社へお任せいただき、心より感謝申し上げます。新年を迎えるにあたり、本年を今一度見直し、さらなる信頼をいただける企業となるべく努力する所存であります。皆様におきましても良い年をお迎えできますよう心より御祈念差し上げまして本年最後のブログとさせていただきます。

九州新幹線松原高架橋トンネル工事に来ています。

2016年1月から新年となり一番最初に新規施工開始となります長崎県大村市松原高架橋トンネル工事の現地踏査に来ています。低気圧が本州を包み込んでいる今日ですが、やはり九州といえど寒いですね。。。現在現場では高架橋を埋戻し、トンネル工事のための仮設ヤード造成を行ってくれています。松原本町の住宅街を貫通するとても難易度の高い工事となっています。トンネル被り（トンネル直上の山の厚さ）がほとんど5ｍ以下という超低土被りのトンネルです。写真は坑口になる部分を撮影していますが、直ぐ先には市道、その先には民家があり掘削技術を駆使して施工を行うトンネルとなりそうです。大村湾にかかる天使のハシゴ（薄明光線）を見ることができました。

東海北陸自動車道古屋トンネル工事始動！！

東海北陸自動車道古屋トンネル掘削作業が開始致しました。あと数ヶ月も経てば2ｍ位の積雪が毎日のように続く日本一の豪雪地帯での施工です。雪の重みで車の天井が凹むといった中々お目にかかれない経験のできる地域です（笑）東海北陸自動車道の1期線（現在は2期線）の際にはこの清見町で【池本トンネル工事】隣の合掌造りで有名な白川郷では【下田トンネル】に携わることができました。それから15年近い歳月が経ちますが、再びこの岐阜県高山市の地へ足を踏み入れることとなり、以前施工した池本トンネル・下田トンネルを走行する機会にも恵まれることとなりました。2期線ということもあり、掘削しているトンネルのすぐ隣では一般の車両が高速道路を走っている状態です。皆さんが快適に高速道路を利用できるよう細心の注意を払い掘進作業を進めていきたいと思います。

桜江金城線市山トンネル工事始動！！

本日桜江金城線市山トンネル工事の安全祈願祭を執り行いました！これから21ヶ月間安全にトンネル掘削作業が行えるよう山の神に祈りを捧げ気持ちを今一度引き締めました！市山トンネルは江津市桜江町と浜田市金城町を繋ぐ主要地方道になります。トンネル施工区間は、毎年法面からの落石も多く、交通の難所として地域住民の方には知られており、トンネルの早期開通が長く望まれていた区間になります。施工方法はサイロット工法（側壁導坑工法）と呼ばれ、私自身も15年前に施工したのが最後の工法になります。不良地山施工の際に選定される工法の1つで、特に軟弱な地山を対象とした工法です。難工事を悠然と施工できるよう、しっかりとした作業計画をもって、無事故で工事を進めていきたいと思います。

久しぶりに心躍りました！

男の子ならほぼ100％好きであろう赤黒いあいつを見つけました！トンネル施工を行うところは、基本的に山ばかりです。早朝に現場に行きますとよく彼らが歩いています。数十年ぶりに自然の中で見つけたカブトムシに36歳にしてものすごく心が躍りました。いいもんですね！

口田儀トンネル地元見学会開催しました。

島根県出雲市多伎町にて掘削を行っています口田儀トンネルに来ています。本日は地元の方々を招いて国土交通省中国地方整備局主催の地元見学会を催しました。元気に走り回る4歳児から大人までたくさんの方々にトンネルを見ていただき、普段見ることのない施工中のトンネルに驚きの表情、活発な質問、そして私たちは元気をいただきました！地元住民の方々の理解があって初めて成立するトンネル施工です。これからも皆さんが安心して通行できるトンネルを精一杯造っていこうと感じることのできた一日でした。

馬瀬トンネルに来ています。

兵庫県養父市にて施工中の馬瀬トンネルに来ています。本日はトンネル掘削作業ではなくインバート作業を行っていますので、掘削で活躍する機械は、青空の下、整備工に囲まれ掘削再開の際に故障がないよう入念にメンテナンスされています。現在約300ｍ掘進しております。残り1100ｍと長い道のりですので焦ることなく、安全に作業を進めていきたいと思います。梅雨真っ只中ですが、晴天でとても気持ちの良い一日となりました。

平瀬ダムトンネル完成です。

山口県錦町の平瀬ダム軌索式ケーブルアンカートンネルが掘削完了致しました！当初の想定よりも地山状態が悪く、工程も2倍かかりましたがケガも無く無事に到達を迎えることができました。最新工法と旧式工法の良い点、悪い点、機械施工が主流の現代にあって《人》と《山》が向き合う難しさを痛感することができました。若い技術者にとってはかけがえのない経験であったと思います。到達の際にはいつもと違う喜びと安心感を得られた現場でした。

平瀬ダムトンネル工事開始です！

山口県錦町の平瀬ダム軌索式ケーブルアンカートンネルが着工いたしました！旧式工法《矢板工法》ですので当社でも最古参の坑夫による若い作業員への技術指導を受けつつ掘削を進めていますが、当初想定以上に不良な地山状況のため思うように掘進せず、難工事となっております。しかしダム堤体を造るためのケーブルクレーンの基礎となりますので、このトンネル工事が遅れますとダム本体の工事が進行できなくなります。1日も早い引き渡しができるよう毎日安全且つ迅速に作業を進めていきたいと思います。山頂での作業ですので、現場にたどり着くまで長い坂道を徒歩にて登頂いたします。じんわりと汗をかきますが、清々しい景色の中で作業を行うことができ、とても爽快な毎日を過ごしております！！

平瀬ダム工事現場に来ました。

本日は山口県錦町の平瀬ダム工事現場に来ています。トンネル施工業者がダムの現場？と思われるかもしれませんが、ダムには案外トンネルがあります。ダムを建設中に河川の進路を変える”転流工トンネル”険しい山道を安全・円滑に資材を運べるようにする”作業道トンネル”ダム堤体の両脇の山を水が浸透しないようにグラウド改良する”グラウチングトンネル”山と山をケーブルで繋いでクレーンを造る”軌索式ケーブルクレーンアンカートンネル”他にも様々なトンネル工事をダムの建設では行います。今回の踏査の目的は、軌索式ケーブルクレーンアンカートンネルを掘削するためのものです。通常皆さんが走行しているトンネルとは違い《矢板工法》と呼ばれる旧式工法でトンネルを掘進していきます。通常のトンネルコンクリート部分を、矢板と呼ばれる厚さ3㎝程度の板の貼り合わせによって補う昭和57年位まで主流であったトンネルの掘進方法です。若い職員では経験したことの無い施工ですので、後学のためにもじっくりと作業を進めていきたいと思います。

多伎朝山道路口田儀第2トンネル！

本日は、当社が本社を置く島根県で施工しています口田儀第2トンネルへ来ています。口田儀第2トンネルは出雲市多伎町と大田市朝山町を結ぶ山陰道の一部区間のトンネルです。我々の暮らす山陰は、日本全土で考えてもインフラ網の未発達な地域であり、緊急事態においてのインフラ網が脆弱であるため、早急に対策を必要とする区間でもあります。特にこの山陰道は主要幹線道である国道9号線が、予期せぬ通行止め等に見舞われた際に、その代替の為の緊急道路としての役割も多分に担っており《命の道路》としてその完成が待ち望まれています。全線開通すれば益田から車にて海岸線をひた走る。ロケーションとしてとても気持ちの良い、豊かな自然を満喫できる、そんな道路になることでしょう。

東三谷知谷トンネル竣工！

和歌山県紀の川市にて施工を行っておりました東三谷知谷トンネル工事が無事竣工を迎えました。大変に厳しい工期の中、現場に携わった従業員が労を惜しまず作業を進めてくれ、無事に工期を短縮し当社請負工事を終えることができました。避難連絡横坑があり、施工技術も試される現場でしたが品質としても問題なく美しいトンネルに仕上がっております。京奈和自動車道路の紀北西道路区間として皆様が車で走行される日を楽しみに待とうと思います。写真はできあがったトンネルと、トンネルにコンクリートを打ち込むスライディングセントルという鋼製型枠支保工です。

2015年度安全衛生管理計画

新年度を迎え、まずはじめに私たちが取り組むのが《新年度安全衛生計画の策定》です。当社の基本経営方針の中に《家族が笑顔に包まれる企業でありたい》という目標があります。【労働災害】この事象が発生した場合、本人はもちろんのこと、その家族、親類、そして毎日苦楽をともにする同僚達、みんなの顔から笑顔が失われます。その後の人生においても、後遺症、トラウマ等に悩まされ続け、心から笑顔になれる機会が減ってしまうことでしょう。【業務を完遂する】もちろん大切なことですが、【無事故で業務を完遂する】これこそが企業に課せられた命題であり、我々が常に意識し、実践し、継続し、現実のものとしなければならない最重要事項であります。危険をより迅速に、より的確に察知し、その改善に努めるため本年も安全衛生計画を策定し、各現場および事務所へポスターとして張り出しております。生活サイクルの中で、目から情報を得て、反復して情報を焼き付け、すこしでも災害を未然に防ぐ、地道な活動が少しでも災害撲滅につながればと思います。

震災復興道路田老地区トンネル。

東日本大震災より4年の月日が流れました。震災復興のための道路トンネルである、岩手県宮古市国道45号田老地区第3・第4トンネル工事に来ています。第3トンネル360m・第4トンネル553mの2本のトンネルを施工しています。現在は第3トンネルを70mほど掘進しており地山も硬く、良好な地質となってきております。100ｍ2を超える大断面トンネルですので、使用する火薬量も通常のトンネルの2倍となっていますが、慎重に作業を進めていければと思います。写真は30ｔダンプトラックです。通常町中で見かけるダンプトラックの3倍の積載量を誇ります。30ｔダンプトラックを使用し、インバートコンクリートの埋戻を行っています。大断面トンネルならではの、超大型機械での施工です。岩手県も雪が残りながらも、桜が咲き始めています。暖かい季節を迎え、町全体が活気に満ちてくれればと思います。一日も早い復興道路の完成に向けて頑張りたいと思います。

九州新幹線大草野トンネル！

本日より新年度を迎えます。暖かい春の陽気に九州も包まれて、桜も５分咲きになってきました。本日は佐賀県嬉野市、九州新幹線大草野トンネルに来ています。大草野トンネルは博多～長崎を結ぶ新幹線の武雄区間のトンネルとなっており、ＪＲＴＴというＪＲの工事設計機関よりの発注施工となっております。脆弱な地山、高速道路直下においてのトンネル掘削等難題も多々ありますが、日々できることを精一杯行って掘進していきます。現在80ｍのトンネル1本を貫通し、535ｍのトンネルを150ｍ程度掘進しています。白い機械の写真は《ロードヘッダー》といい、ダイナマイトを使わない（地山不良の）トンネル掘削の際に用いる機械です。先端部分がクルクル回転し、地山を削り落としていきます。なかなかパワフルな機械です。本年度も安全作業にて頑張りたいと思います。

馬瀬トンネルへ行ってきました！！

ここ数日寒波が日本列島を包み込み、冬さながらの気温になって雪もちらついてきています。
本日は兵庫県養父市の八鹿日高道路馬瀬トンネル工事に来ました。
八鹿日高道路は播但道と鳥取豊岡宮津道路を縦断に結ぶ高速道路の一区間です。兵庫県北部にはスキー場、温泉等の観光産業があり、ズワイガニ等の水産品も有名です。しかしながら、現在は交通網が脆弱であり車での往来が大変に厳しい地域のひとつです。馬瀬トンネルは2015年1月より掘進を開始しており、現在1420mのうち、70mまで掘進しております。ここではお伝えできませんが、トンネルの最先端技術を駆使し不良な地質に挑んでいます。まだまだ先は長いですので、安全作業で頑張りたいと思います。

HPリニューアルいたしました！！

暖かく過ごしやすい季節になってきましたね。家の周りではつくしも生えてきて春の装いを呈して参りました。新年度を迎えるに当たり西行建設株式会社ホームページをリニューアルいたしました。今後はブログも随時アップしていきますので、閲覧ください。